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  • 執筆者の写真Rumi

呼び戻しが出来ない・・・を解消

更新日:2022年3月27日



呼び戻しは犬と生活する上で必須であるはずですが、現状は呼び戻しできない状態で犬を飼っていることが多々あるようです。


お散歩中に首輪やハーネスがすっぽ抜けして、そのまま行方不明

門扉や玄関ドアの隙間から抜け出して走り去った

見つけても逃げる


これでは安全管理ができないと、お散歩時の首輪やハーネスのすっぽ抜けに神経質になり、抜けない工夫をしたりダブルリードにしたり。でもそこに全力を注ぐより、呼び戻しの練習をした方が、万が一にも備えれるのではないでしょうか。


呼び戻しができていれば安全の確保もできるのに、なぜこんなにも多く呼び戻しのトレーニングをしない飼い主が多いのかも気になるところです。そこにはいくつかの理由が見え隠れしていました。


 

1.「おいで」が毒入りキュー(Poisoned Cue)に

毒入りキューとは、出されたキューに犬が不快感を感じるものです。「おいで」と呼ばれて行ったら爪を切られた、シャンプーされた、等、嫌な経験と結びつけられてしまっていること。「おいで」は便利なので、ついつい呼んでから嫌なことをしてしまっているケースが多いようです。呼び戻しに嫌悪刺激がリンクされないように気をつけましょう。


毒入りキューの詳しい説明、対処法は下記のボタンをクリック


2. 室内飼いの弊害

閉鎖空間で犬を飼っていると、もちろん犬がどこかに行ってしまう可能性はないので、呼び戻しの重要性が薄れます。これが室内飼いの弊害です。


閉鎖空間では犬は自由を奪われた状態、つまり、何をするのも飼い主に頼るしかありません。自分の生活の鍵を握っている飼い主について歩くのは当然のことで、常に飼い主に注意を払っているのもそのせいです。


それが一旦外に出ると、数々の選択肢が犬に与えられます。飼い主を頼らずとも自由に行動できるようになると、飼い主の指示に従う意味を失うでしょう。室内では自分について歩くから大丈夫と思い込むのは止めましょう。


3. 外部刺激の誘惑

室内で呼び戻しができていても、一旦外に出るとそれができるとは限りません。それは外部には室内にはない魅力的な刺激が多々存在するからです。家では出来ていたのに・・という後悔は、事故が起こってからでは遅すぎます。室内で呼び戻しの練習ができても、室内以上に屋外で呼び戻しの練習をする必要があります。


4.「おいで」に最大の魅力を!

飼い主が発する「おいで」には何にもまさる魅力を感じてもらう、これが呼び戻しを成功させる一番の秘訣でしょう。決して愛犬を裏切ってはいけません。「おいで」の後には最高の報酬を用意して練習してみましょう。そして、呼び戻しが完璧になったと思っても、引き続きその信頼関係を壊す行為はご法度です。


 

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