犬と言えばお散歩が一番のアクティビティに挙げられるのではないでしょうか。
以前は室内トイレがなかったので、排泄の為にお散歩をしていましたが、室内トイレを使う犬が増えても、お散歩は犬の大切な日課だと考える人は多いでしょう。
ではお散歩は何のためにしているのでしょう。
運動
気分転換
犬はお散歩が好きだから
飼い主が犬と歩きたい
理由は様々ですが、果たしてその散歩の仕方が、犬の望んでいるものと一致しているのでしょうか?今一度考えてみてください。
そもそも歩く速度、歩いて身体を動かすことが十分な運動になるかは、人と犬とでは大きく違ってきます。何時間もお散歩をしても、結局疲れたのは飼い主だけかもしれません。
お散歩から帰って愛犬がぐったり疲れたように見えるのも、実は身体的疲労ではなく、精神的な疲労の場合もあります。車の往来、見知らぬ人や犬にあった緊張、音や匂いの刺激に不安を感じたりと、極端な場合は犬が散歩を拒絶する事もあります。犬なのにお散歩が好きじゃないの?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、そんな時はお散歩そのものではなくその内容を見直してみる必要があります。
お散歩経路に恐怖や不安を感じる場所がないか
お散歩で犬はどんな刺激を受けているか (音、匂い、犬、人、車など)
お散歩の目的は犬の要望にあったものであるか
お散歩と一言に言っても、犬はその中で何をしているのか、何を感じているのか、それを知ってお散歩の内容を考え直してみるのは如何でしょうか。特に排泄目的だけのお散歩でないのなら、そこには何か特別な目的があるはずです。
生活の質QOLを上げるのは、こんな些細なことを見直すことでもできます。さあ、今日から犬の楽しめるお散歩をプログラムしてみませんか?
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