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執筆者の写真Rumi

トレーニングチャレンジ3 マットを魔法の絨毯に

更新日:2022年3月22日


マットにターゲットできるようになったら、マットの上にいる時間を少しづつ伸ばしていきましょう。始めは数秒で構いません。回を重ねるごとに少しでも伸びればOKです。


練習中に犬がマットの上にいることをストレスに感じないようにするのがポイントです。

マットトレーニングの魅力

マットが好きになってもらえると、マット一枚を持ち歩くだけで何処に行っても落ち着く場所が提供できます。子犬の頃からマットトレーニングをして育ったジャックラッセルテリアのしじみちゃんは、イタリア旅行にお気に入りのマットを一枚持参しただけで、レストランでもホテルでも飛行機の中でも、あらゆるところで落ち着いて待つことができ、イタリア人から「魔法の絨毯」と絶賛されました。


マットトレーニング失敗の原因

一番の原因はマットの上でストレスを感じさせてしまうことです。

マットへのターゲットでまずマットを好きになってもらう練習はトレーニングチャレンジ2で練習しました。その好きになったマットの上で犬の許容量以上に待たされることで、マットはストレスという嫌悪刺激になります。正の強化のつもりで、成功報酬(トリーツ)をあげながら練習していても、犬はおやつをもらうために嫌悪をじっと我慢している場合があります。


犬を観察する

マットの上で犬がストレスを感じていないかは、犬をしっかり観察して判断しましょう。


トレーニング中は、犬があなたに集中しているか、積極的にトレーニングに参加しているかで、犬が有害なストレスを感じているか否かがわかります。注意散漫になっていたり、積極性がみられない場合はすぐにトレーニングを中止して、集中できない原因を考えてみてください。


集中できない原因を修正

犬がストレスを感じないように、マットトレーニングがうまくいかないと感じたときはその原因を探ってみましょう。

  • 周りの環境に気が散る刺激がある→静かで安心できる環境を用意する

  • 待ち時間が長すぎる→快適に待てる時間から始め、無理をしない

  • トレーニングセッションが長すぎる→一回のセッションを数分で切る。

  • 報酬(トリーツ)の価値が低すぎる→トリーツの種類を増やし、好みを知る

  • すでにマットに嫌悪を感じている→違うマットやベッドを使う


あなたもマットトレーニングで愛犬に一枚の魔法の絨毯をプレゼントすることが出来るのです。是非挑戦してみてください。


 

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